自宅PCと会社PCをつなげよう
僕はうつ病で、午前中の体調が思わしくなく、午後から出勤を許されています。でも定時で帰ることが条件なので、必然的に収入が減ります。万年遅刻になるので、ボーナスもここ何年かもらえていません。
あ、いや、こんな出だしで書いちゃいましたが、定時で帰らなきゃいけないってとこが、タイトルの動機です。
年をとったか病気だからかわかりませんが、やろうと思ってた今日の内容は、次の日忘れちゃいますw
今回は、会社の仕事で、明日になったら忘れちゃいそうなことがあった時に便利な自宅PCを会社PCにつなげて、自宅から会社PCを操作して憂いをなくす方法を書きます。
こんな感じの概要
Azureの仮想ネットワークに仮想ネットワークゲートウェイを使って実現します。簡単な図にすると、次のリンクにあることをします。
ポイント対サイト(P2S)の図ですけど、矢印を見るとクラウドの仮想ネットワークからVPNクライアントに向いています。つまり、クラウドの仮想ネットワークをVPNで経由して自宅・会社間をつなげて、リモートデスクトップで操作するということです。
実現方法
- Azureに登録して、ポータルサイトを使えるようにする。 無料で登録できます。登録直後は1か月間有効で上限が2万円のクレジットが付いています。試すだけなら、この期間中にやると費用がかからないのですよ。
- ポイント対サイト接続を構成する 下のリンクを見ながら構成します。 docs.microsoft.com
ここで、お金をかけたくない人は、VPNゲートウェイのSKUをBasicにします。図のとおりにVpnGw1にすると、結構な費用が掛かってしまいます。Windows10どうしの接続であれば、トンネルの種類はSSTPでいいのです。
これで以上です。仮想マシンは作る必要はありません。
接続
- 会社のPCからAzure仮想ネットワークにVPN接続をする
- 自宅のPCからAzireの仮想ネットワークにVPN接続をする
- Azureポータルサイトの仮想ネットワークゲートウェイ>ポイント対サイトの構成をクリックする
- 割り当てられたIPアドレスを確認する
- コマンドプロンプトから
ipconfig/all
を実行して、自分のPCに割り当てられたIPアドレスと相手PCのIPアドレスを判断する - 相手PCのIPアドレスで、リモートデスクトップ接続を行う
これで、会社のPCを操作してやり残した憂いをなくしますw
注意することは、接続の必要がなくなったら、相手PCをシャットダウンしましょう。そうしないと秒単位で課金されますwもちろんこちら側のVPN接続も切断しなきゃですよw