愛里さん
あなたが、暗く狭い場所に押し込まれたころ、おじさんに子供ができました。
おじさんの子供は、治らない病気にかかっていました。お医者さまにお話しを聞きましたが、おじさん、男なのに号泣しました。
でも、大人になったら、自分でご飯が食べれるようになってほしいと、願いをこめて、子供と向き合ってきました。
子供は高校生になりました。とっても元気で、明るい子になりました。この頃はお手伝いをしてくれるし、色々なことを話してくれるようになりました。
とても幸せです。
愛里さん、もうお腹が空き過ぎて痛くなることや、夏のうだるような暑さにのどの渇き、凍えてしまう冬に震えて暮らすことはありません。どうか、安らかに・・・